お互いの家に、お付き合いのご挨拶。というやつ
私が入会していた相談所は、
お見合い
仮交際
真剣交際
お互いの家に、お付き合いのご挨拶
プロポーズ
成婚退会
お互いの家に、正式な結婚のご挨拶
(↑今これが終わったところ)
両家顔合わせ
という順番を推奨しており、真剣交際に入ってすぐカピバラさんが「いつご両親に会いに行ったらいいかな?」と聞いてくれていました。
入会説明の時から、この挨拶必要かー?と思っていたけど、その時になってから考えたらえっかーとあまり気せず…
そしていざその時になり、カピバラさんとも、もういい歳なのにこの挨拶って必要?恥ずかしいなー、どうする?と話していたけど、とりあえず年長者の言うことだしやってみっかと「お互いの家に、お付き合いのご挨拶」というのを決行してみたのでした。
結果、めちゃくちゃ緊張したけど、本決まりになる前にご家族に会えたのはとても良かった!
これは私の性格によるところも大きいと思うけど、私はこと結婚に関しては警戒心が強くて(話が進んでみるまで自分でも気付かなかったこと)、このワンクッションがなかったらプロポーズをすんなり受け入れられなかったと思う。
相手の家族をすでに知っていたから、プロポーズしてもらった時に心の底から「大丈夫!」と受け入れられました。
お付き合いの時点で相手のご両親のことを知るのと同時に、自分の両親を知ってもらえたのも大きかった。
相談所での出会いを父がどう思うかが心配だったけど、そこも思いの外すんなりクリアできたし、「お付き合い」の時点で会えたことで両親はかなり安堵したよう。
家を出ていたらまた違うと思うけど、こちらが実家暮らしだから尚更なのかも。
どれだけ本人同士が納得していても、両親や兄弟との付き合いはついてまわるもの。
自分が意外と「結婚」というシステムに重みを感じていることを発見しつつあるこの頃です。
指輪を探しに
婚約指輪と結婚指輪、同じものと思っていたらしいカピバラさん。
既婚の友人と会った時に違うことを教えてもらったらしく、「指輪は欲しい?」と聞いてくれました。
欲しいです。ってか、欲しいって初めて思いましたよーう!
そこで、式場を紹介してくれるカウンターに行った後、百貨店の売り場へ。
そうそうこの式場を紹介してくれるカウンターで、意外にちょうど良い規模の式場がないこと、半年後の式だと急がなければならないことなどを聞いてしまい、絶対結婚式をしたい!というテンションでない私たちはげっそり。。
結婚式に関しては、私の親の思いが強く、私もそれを叶えたいけどいかんせん、注目を浴びるのは苦手なのさ。。
結婚式って大変かも…という気持ちを奮い立たせて指輪を見に行ったのでした。
百貨店では、欲しいってわけではないけど、こんなことでもないと絶対入らないであろうティファニーともう一店行ってきました。
どちらのお店でも婚約中と言うと「おめでとうございます」と言われ(そりゃそうか)、面映いこころもち。
ティファニーでは、代表的な2つのスタイルの指輪を試着。石の大きさも様々で、本当になんというかキラッキラ!
石ごとに指輪が存在するのだなぁ。
やっぱり私にはスタイリッシュ過ぎるなぁ、あぁでもなんてキラキラしてるんだろう、これぞ婚約指輪って感じだー!あぁでもこれではないかも!なんかこう、エッジが効いている。
あの素敵なグリーンの紙袋にカタログを入れていただき、すっかりお買い物した気持ちでお店を後にしました。
お店の人がとっても紳士だったなー。
もうひとつのお店は日本の老舗メーカーで、結婚式を和装にしようと思っていたのもあり、日本のメーカーなら和装にも馴染む指輪があるかなぁと思い来店。
いろんなデザインのものを出していただき次々試着してみると、つけた途端に「なんか違う」「お!これは」みたいのが結構はっきり分かるものなのだな。
こちらのものは、なんとなく指にしっくりくる感じ。つけ心地が柔らかいような。
鏡の前で例のポーズをとったりしてテンション上がる!
ティファニーではなぜ鏡を置いてくれているのか理解していなかったのです。
こちらは丸みのあるデザインで、ちょっとだけかしこまって食事に行くような場面でも気負わずに着けることができるかも。お値段考えたら気負うけども。
それにしても、ダイヤモンドって奥深い。
DやらEやら、目に見えないものに沢山の基準があって、その文字を目にしてしまうのも良し悪しというか。
予備知識も自分の好みも全く調べないで行ったから、もうちょっと調査しておけば良かったなぁという気持ちと、でもこの第一印象が全てっていう気持ちと。
カピバラさんには、「あんなにテンション上がってるの初めて見た」と言われながら、結局即決はせずに帰ってきました。
ものすごくニヤニヤしていたらしい。
その顔が見たいから、もっと他の店にも行ってみようと。どんな顔なのさ。
後日。
2つ目に行った日本のメーカーに決定しました!
理屈はないけどしっくり。
指輪を決めると、奥からいろんなサイズのダイヤが出てきて、どの石にするか選べるという。そうなのか。。
なんかこれはかんぜんにおひめさまのきもち。。。こんな経験をさせてくれてありがとう、カピバラさん!!!
すごいな、こんなすごいお買い物、しれっと他人のためにできるなんて。
そしてそして、やっぱりもうちょっと楽しもうということで、これまた一度行ってみたかったカルティエを訪問。
ダイヤを支える爪の繊細さが素晴らしい!あと、ゴールドのリングがあるのも素敵だなぁ(でもダイヤのキラキラが引き立つのははやりプラチナな気がする)
うーんでも、やっぱり私が着けるにはシャープ過ぎるというか落ち着かない。
あ、でもマリッジリングは素敵なのいっぱいあった。
やはりこちらでも、マリッジとの重ね付けなど沢山試着。
冷やかしなのがばれたのか、ビジネスライクな対応を受けながら、しっかりカタログはいただきました。
はー、楽しい。
こんなこと自分に起こっても良いんだろうかと時々思う。
ばたばたする毎日だけど、今の気持ちを忘れないでいたい。忘れないぞー!
指輪が到着したら、カピバラさんに着けてもらおう。
プロポーズ
していただきました!
そうか今日か!と思いました。
もしかしたら今日かも?と思っていた日でもありました。
こんな日が来るんだな。
なるほど、私にはこういう風に来るんだな。
早く一緒に暮らしたい。
などと、私も思ったりするんだなと、いちいち新鮮でひとり照れております。
これからどうなるのか、楽しみです。
ドライブと会話
先日カピバラさんとドライブに行ってきました。
海を越えたのでなかなかのロングドライブ。
カピバラさんとはお見合い後初のデートで「子どものいる生活、夫婦2人だけの生活、両方の可能性を半々に考えられること」という話をしており、お互い納得できていました。
でも付き合いが深まるにつれて、「うーん、カピバラさん、さてはアナタめっさ子ども欲しいんでしょう」と感じるようになる。
分かりますよ、私だって自分の年齢を考えないでなんの迷いもなく欲しい!と言えたらどんだけいいか。
とはいえ、私も好きな人ができた今、やっぱり子どもに対する気持ちの高まりが確かにあって、ドライブの時はそういう話をしたいなと思ってました。
「カピバラさん、もしかしてものすごく子どもが欲しい?初めに話した時より。」
「欲しいなぁー。。。」
やっぱりな。
たぶん、私のテンションに合わせてくれていたところもあるのでしょう。
色んなことを考えて、カピバラさんはカピバラさんで気持ちをセーブしていたんだろうなぁ。
そんなこんなで、こんな話をしました。
・子どもが欲しいという男性が苦手だった。
欲しいという希望1択なら、まずは自分にその機能があるのか検査してから言えや、と思ってた。
でもカピバラさんが私と家族を持ちたいと思ってくれていることが、今はとても嬉しく感じられる。
・私も、以前より子どもを産みたい気持ちが高まっていること。
カピバラさんも、私がどの程度子どもを産みたいと思っているかちゃんと聞いてみたかったようで、こちらの気持ちの変化を伝えられて良かった。
・自然妊娠が無理で、不妊治療をしたくなった時、協力する気持ちがあるかどうか。
カピバラさんは、不妊の原因をはっきりさせることに不安があると。関係性が変わってしまいそうで。わかる。
でも私が治療したいと言ったら協力はしてくれる?と聞いたら、する、と即答してくれた。
・出産後、同じ条件では働けないので、私の収入は無いものとして家計を進めていく必要があること。
お互いの年齢を考えると、この先貯蓄できる期間も限られているし、一番お金のかかるプラン(子あり、住宅購入等)でスタートしておきたい。
カピバラさんは、とりあえず産まれてから考えれば方針だったことが判明。これは具体的な数字を出して相談しておきたいなと検討中。
節約術とか収入とかより、まずは同じ数字の知識の共有が大事だな。でも先行き詰んだ感じにならないように提案していかなければ。
パートナーエージェントにはこういうお金のセミナーがあるみたいでとても羨ましい。2人で一緒にってのがいいなぁ。
最終的に、
その時になってみないと分からない。
その時々で、考えていこう。
という結論に。
当たり前なんやけど、2人で話した結論だから意味があると思う。
しみじみ、カピバラさんが好きだー。
自分はどうしたいのか
婚活って、主観で判断していいもんなのだな。というか、初めから主観で判断するしかないのに、いろんな尺度に気を取られまくってこんがらがってやっぱり最終的には主観で判断する事になるのが婚活なんやな。
条件やら相性やらでがんじがらめになったその時々で沢山の判断をしつつ、でも最後の判断は理屈抜きの、完全には言葉にできない次元の感覚で判断する、しかないのね。私の場合は、やけど。
お互いのことを軽くご両親に紹介、の日程が決定。
私がカピバラさんのことを考える時、「この人のこういうところはもしかしたら私の家族と合わないかも」などと考えてちょっとだけ不安がよぎらなくもない。
でも、自分の本能の方に意識を向けると、「この人がいい、行けるとこまで行ってみろ」とGOが出る。
両親に、紹介したい人がいますと言った後いろんな事を話して、結局不安に思ってたこともなくなりました。
現実の懐は意外と深い。
カピバラさんのこと
カピバラさんはかなりの切り込み隊長。
確認しておきたいけどタイミングを気にしすぎて後回しになってしまいがちなあれこれをザクザク質問&開示してくる。
お見合い〜2ヶ月くらいの期間の話題だと、
理想の結婚ってどんなの?
会社名、転職前の会社名、卒業した高校大学名、過去の病歴等フルオープン
友人と引きあわせる
部屋に私を招く
(こちらがダメ元で行きたいって言ったらあっさり受け入れられる。だからって部屋がきれいなわけではなかったが。)
最近の話題では、
いつご両親に挨拶に行ったらいい?
(私の入っている相談所は、真剣交際→両親に軽く紹介→プロポーズ→両親へ正式な挨拶、という順番を推奨しているため。)
結婚式したい?
貯金額言っておいた方がいい?
今後の転職の可能性について
過去に考えたことのあるものすごく暗いこと
などなど。
プレゼン上手なのか。
私はカピバラさんから「石橋を叩きすぎている人」と言われているので、色々開示して信頼してもらおう!という作戦なのかと。
もうかなり信頼してるねんけどなぁ…
なんでも話せているけど、いつもワンテンポ遅れるのが我ながら面倒くさいところで、「そういえば先週会った時話してた○○ってどういう意味?」とか「前に言われた○○って言葉は傷ついた。」などと言うのでそう思われるのかもなぁ。
ダメだし発言は前回のデートのものに限る、重くならないようにでも溜めないようにという自分ルールあり。
ぐいぐい来られるのは好きじゃない。
けど嫌ではないから、これはぐいぐいとはまた違う感じ。なんなんだろ。
それにしてもだ、両親に軽く挨拶っていうやつをやってしまわないとだ。
軽くって、何?
軽くったって、こんな年齢になって付き合ってる人連れてきたら、父母は軽くなんて思えないよねぇ。
どうしたもんか。
貯金額、結局教えてもらわなかったが…いったいいくらなんだろうか。
もしプロポーズされたら聞いてみよう。
なんか、楽しいぞ。
ああそうこの気持ち
嫉妬とか、ヤキモチって、なんなんだー!!!
お見合いで知り合うって、もっと安心がもれなくセットなのかと思ってた。
これではいつもの恋愛じゃないか。
天気のせいだ。
晴れたら、もっと細かく何が不安なのか考えよう。
不安を解剖しよう。
でも今日は雨だからもう寝よう。