日々ノート

心優しい夫まーさん(43)と私(40)の暮らし模様。2018.09大阪から東海へお引っ越し。2020冬にビッグガールCちゃん誕生。

初診行ってきた記録

まーさんまだ有休ないので1人受診。

問診、生理周期と関係なくできる血液検査終了。

ポリープあるかもらしい。次の検査でまだあったら処置を考える。今まで言われたことないですか?と聞かれたけど、ほぼ1年診てもらった前CLでは何も言われずなので寝耳に水、そんなに大きいのかしら不安やないか。

次回生理3日目通院、血液検査、方針決める。

卵管造影いつするか質問し忘れた。

 

前CLで検査してもらったAMH3.5の数値を見て、人工授精は多くても3回まで、その後体外へ進んでも良いし、飛ばして体外に進むのもありとのこと。

人工授精にはあまり期待していないので、1回トライしてその後体外へ進む希望を話す。

滞在時間3.5時間

 

ポリープ

自分で調べた→あると着床しにくいので子宮鏡手術で取って、病理検査。日帰り手術で大丈夫。

 

まーさん

土曜日にまーさんの血液検査しに行く。

血液検査の結果が出てからでなければ精液検査できないシステムゆえ、それは後日。

私に持って行ってもらうのがイヤとかなんとか…10月に入って平日休みの日に行くと。はー、さようですか。。

治療始まったら毎回私が持って行くのですが。

滞在時間0.5時間。早っ!

 

美味しい中華を食べて帰った。

クリニック事前説明会

先月末、受診を予定している不妊治療専門クリニックの事前説明会へ行ってきた。このクリニックでは、事前説明会を受けてからでなければ初診の予約ができないことになっている。

院長先生が言うには、

「栄養や行動で卵子をよくすることはできない」

「生活習慣で妊娠率は上げられない」

だそう。

とにかく卵子の質だと。そりゃそうよね。

加齢とともに妊娠しなくなるのは母体を、生まれてくる子を守るための自然のシステムだと。身体的にもそうだし、適齢期に生まれれば、親も祖父母も確率的に健康で、その子はより守られる。そりゃそうよね。

なにもやらずにおれないというなら、「葉酸をとる」「血行をよくする」くらいだと。特に足から血液が戻ってくる静脈は子宮のすぐそばを通っているので、その血流をよくするのはやってみてもいいんじゃないって話だった。

それでも血流が悪かったとしても、卵子の質(というか受精卵の質、か)が良ければちゃんと赤ちゃんまで育つのだと。そりゃそうよね。

 

院長先生の話はつまるところ、妊娠出産できなかったとしても、原因はあなたのせいじゃないってことなのかもしれん。

若いうちに妊娠出産について計画しなかったのは自分のせいだが、計画したからって自分の思うタイミングで結婚妊娠出産できるからわからんのだし。

人間の体はそういう風にできている。けど、ちょっとだけ手助けはできる、それに関しては全力を尽くしますよと言いたいのかなぁと思った。

 

妊娠出産できる確率が下がっているということは、生き物として子を育てる能力が衰えてきているってことだ。

それでも産み育てたいと思っている私たちは、せめて葉酸とって血流良くして、出産後20年間はしっかり働けるように元気でいて、後々お金に困らないようにやりくりする、それが今できることだ。

結果、妊娠出産できなかったとしても、親が子どもを、子どもが親を選べないのと同じくらいそれも自然なことと思う。

 

まーさんは、説明が終わって開口一番「いいんじゃない」と。

このクリニックが良いなと思ったと思ったのは、実績もだけどこういう説明会があったからというのもある。

まーさんは男性不妊のことをすごく気にしていたようだったから、男性側の治療のことや、同じ人でもタイミングによって精子の質にかなり変動があることを知れて安心したんだろうな。

 

 

病院探しをしていて思うけど、不妊治療のクリニックって流派がありすぎる。

自然周期を重要視していたり、着床障害や不育症にも力を入れてますよとか、着床前のスクリーニングができますよとか。。バラバラ。

これから通うクリニックは、高刺激で質の良い卵子の採卵機会を増やすのが基本方針のよう。それでやってみて問題が発生したら、また考えなければならない。

何か一貫したガイドラインなんかがあれば、一つの病院で段階的に最適な治療が受けられるのになぁ。なんとかならんもんか。

台風一過

この街に引っ越してきて12日。

まだ2週間たってなかったのか!

まーさんの仕事が始まり、私の主婦生活もようやく本当の意味でスタートした。お盆前に退職したから、お盆休みが続いているだけのような気がしていたけど、ハローワークや年金事務所に手続きに行き、やっと実感が湧いてきたよ。

普段の移動手段はチャリ。おいおい私の車も買うんだろうけど、今ある車はまーさんが通勤に乗って行ってしまうので使えない。引っ越してからまーさんの初出勤までに家の周辺をぐるぐる周って、使えそうなスーパーや郵便局、銀行などはチェックしておいたので今のところ生活に不便は全くない。程よく都会な部分もあってありがたい。

家を出て少し自転車を走らせれば大きなお家と自家用らしい畑があって、今の時期はイチジクが成っており、側を通れば良い香りがする。

ベランダから見える土手で犬の散歩をする人、夕方になると寝床に帰るらしい鳥の群れのVの字、近所の田んぼのカエルの鳴き声。

昨日は台風で、実家のある関西を心配しながらこちらも停電に断水。引っ越したばかりでなんの備えもなく、用水路でトイレ用の水を汲んでマンションの階段を上り、懐中電灯の明かりで晩ごはんを食べた。台風の予報がある時は、風呂の水を抜いてはダメだったー。。

電気が復旧してからは、市役所でもらった防災マップを見て、津波の心配がある時はこの避難所、ない時はこっちの避難所に向かおう、とまーさんと相談して過ごす。

停電と断水になった時、会社から早く帰って昼寝をしていたまーさんを起こしたのに全く起きなかったので文句も言う。

働いていた時、お風呂に入るのを毎回めんどくさがっていて、主婦になってもお風呂をめんどくさがる私を見て、まーさんが○ちゃん(私のこと)がこんなにめんどくさがりだとは思わなかったと言っていたな。そう、働いていてもいなくても、私はめんどくさがりなんです。だからどうせなら働いていた方がいいよね、しばらくは働かないけどさ。

そろそろ保険証が届きそうなので、不妊治療クリニックの初診予約をした。今週期は体温も計らずタイミングも分からず自由気ままだったからフライングの気持ちにもならず。

新しい生活の中の発見を楽しんでる。

引っ越し→いろいろ

・退職

なんだかんだ、好きな仕事だったなぁと思う。色々プレゼントもいただいてしまい、恐縮&涙。新たな土地でも頑張ろうと思う。

 

・実姉に不妊治療の話を振ってみる

姉は結構自然志向の人なので、自然妊娠と不妊治療で妊娠することを区別するかなぁ、不妊治療する事は伏せておいた方がいいかなぁと思い、ひとまず軽い感じで話してみる。回答は「そんなん区別する人おるん?一緒やん」と。良かった。

姉には三人子どもがおり、自分の経験&友人たちの出産育児経験を通して、私から見ると色々達観したようなところがある。三人目の妊娠が分かった時は年齢のこともあり、出生前診断をして陽性だったら中絶すると言い切った。その時私はなんとも言えない悲しい気持ちになったけど、姉は上二人の子どものこれからと自分たちのキャパシティを考えてそう決めたのだと思う。心の中では色々あっただろうし、それが良い悪いでなく、家族が、子どもが生き延びる為の決断をしていくのが親になるって事なんやなぁと思った。

結局出生前診断をしたところで、ある1つのことは分かるけど、小学校卒業くらいまで子どもの障害などはグレーだとも。そうだよなぁ。

気になった情報としては、姉の身近で不妊治療で出産した人の大半は夫が年下だったとのこと。なるほど。

引っ越し前に最後に地元で二人で会った帰り道、違う方向にバイバイして振り返ったら姉も振り返って私を見ていて、ふと離れるの寂しいな、姉の妹で幸せやなって思ったら泣けた。

 

・引っ越し

退職から約2週間後引っ越し。1年も住んでいないのに、自分の荷物と台所関連の荷物の多さ、まーさんの荷物の少なさに悲しみ…荷造り疲れた。要らないものはちゃんと捨てよう、そうしよう。

敷金0円の物件だったので出る時請求あるかと心配したけど特になく、ひと安心。ちょっと怪しい管理会社やったんよね…

荷入れと運び込みが別日だったので、私の実家に一泊させてもらう。実家って本当に本当にありがたい存在だー!

 

・引っ越しの次の日夜から、義姉親子(義姉と姪っ子)二泊三日で来襲。引っ越しの次の日て!なんて常識がないのだと思ったが、常識が無いのはまぁお互い様。義姉にしたら手近な夏休みの思い出作りにうってつけ、こちらとしてはお家を整えてお迎えするのもそれはそれで面倒、散らかってる前提で来てもらった方が気楽は気楽、ということでOKしたが、後半調子を崩して辛かったなー。まあでも、新たな土地を知ることができたし楽しかったー!と言って帰って行ったので良かった。

実姉の子どもたちは生まれた時から知っているし、彼らの機嫌が悪くなってもあれまぁと思うだけなのだけど、義姉の子どもがご機嫌斜めになった時の対処法が掴めず。これからの思春期、叔母さん困ることが多くなりそ。

普段からそうだけど、こういう時もまーさんは私に対して感謝の気持ちをしっかり伝えてくれるので嬉しい。

 

不妊治療専門クリニック説明会

義姉達と午前中に解散した後、午後から転院予定の不妊治療専門クリニックの説明会に二人で参加。県をまたいで移動、ハードだぜ。

結婚相談所入会の時と同じく、かなり情報収集してからでないと動かないタチなのでだいたい想定内の内容だったのだが、「猫や犬は子宮が2つある」という話があり驚く。だから多胎妊娠が可能なのかー。生き物の不思議。

まーさんもそんなに驚くことなく理解できた模様。理系の人だから、データで説明してくれるこういう場があるのはいいな。

このクリニックは培養士さんや培養環境、技術に重きを置いているように感じる。そして着床障害についてはあまり重きを置いていないようなので(ERA検査などは出来ない)、結果が伴わないようなら転院の可能性もあり。まずは検査してみないとね。

 

・母に不妊治療の話を振ってみる

するともしないとも言わずに、どういう反応が返ってくるかなぁと話題にしてみたのだが、「お金かかるんやろう?Tちゃん(姉)とこは子どもいて大変やろうから色々してあげてるけど、あんたには何にもしてあげてないからやるんやったら○円位やったら助けれるから言いや」と。まさかそんなこと言ってくれると思わなかったので、しみじみありがたかった。ポジティブな反応を貰えたことも。

長いこと実家暮らしさせて貰っただけでありがたいのに、そんなこと言ってくれるなんて。

 

これからすること

・荷物の片付け

雇用保険国民年金関連手続き

・保険証が届いたら初診予約

不妊治療支払い用クレジットの家族カードを作る

 

・まーさん、やはり想像以上に自分が不妊の原因と思っていそう?「精子を貰ってくるとかできるのかなぁ」などと言うので。まーさんはやっぱり検査で色々分かるのが不安なんかなぁ。

まーさんが、まーさん自身の子どもが欲しいという気持ちより、私の「子どもがほしい」「お母さんになりたい」という気持ちを最優先してくれているのが分かって、本当に検査しても良いのか、まーさんを傷つけないか不安になる。一度聞いた検査結果を聞かなかったことにはできないし。

年齢が若くて検査に問題が無くても、子どもを授かるかどうかはどうにかできるものではない。私はもし不妊の原因が完全に自分にあると分かっても、たぶんあんまり傷付かないと思う、悲しいけど納得できると思う。むしろ何もせず、妊娠可能とされているこの先3年位を毎月毎月期待だけをして暮らすのが辛い。

子どもを持たないならとりあえず仕事がしたい。

まーさんに何か原因があったとしても同じで、結果があまり良くなければ多少残念に思うことはあるだろうけど、それよりも先の見通しを立てられる安心感の方が勝ると思う。

初診の予約をする前に、まーさんが私のせいで傷付かないように、一回話をしようかなぁ。

まーさんが傷付くなら検査はしないでおこうと言って、じゃあやっぱりしたくないって言われたらそれはそれで私は困るわけで。さてどう話をするべきか。

 

新たな土地では新たな土地での悩みがまたあるのだった。楽しみもあるけどね。

 

2人で不妊治療のことを考える

カピバラさんの転職と、今月末の引っ越しのためお盆前に仕事を退職しました。長かったような短かかったような。

この仕事でなかったら結婚について落ち着いて考えることもなかっただろうし、カピバラさんとも出会っていなかっただろうし、そう思うと感慨深い退職までの日々でした。

 

さて、私が仕事を辞めてカピバラさんが有休消化中→初出勤までにやっておきたいことがありました。

・引っ越し先の不妊治療の病院探し

・平日休みのうちに2人で初診

・どのくらいの期間、金額を費やすか相談

 

まだカピバラさんの転職話が具体的でない、4月くらいのこと(結婚7ヶ月)。

カピバラさんが、やっぱり自分も検査した方がいいのかなぁと言い出しました。

お!やる気になってくれた?!と私は内心狂喜乱舞で、検査行ってみる?と提案したところ、やっぱりまだもうちょっとこのままでいいんじゃない、と言われてその時は断念。

私としては、今やっているタイミング療法がそもそも有効なのか、それで妊娠できるできないはさておき可能なのかだけは早く知りたかったのだけど、カピバラさんにはそのあたり伝わらず。

今思うと、カピバラさんの不安の元は私の愛情表現不足もあったのか。

お見合い後、先に前のめりになってくれたのはカピバラさんだったから、ずっとそのペースがベースにあって、不妊の原因が男側にあった時別れ話にまで発展するような気がしたのかなぁ。。

カピバラさんは大きな病気を2度ほど経験しているし、不妊の原因は自分にあると少なからず考えているよう。

 

子どもがいなくても私はカピバラさんとずっと一緒にいたいと思っているし、それを実感してもらうには二人の時間を重ねるしかないし、とりあえずカピバラさんの転職が確定するまで不妊治療の話は持ち出さないことにしました。

そしてカピバラさんの転職が確定し、引っ越し時期も定まった6月(結婚9ヶ月)、再び提案してみました。

 

今度はメールで、

・上記のやっておきたい3点とその理由

・自分が参考にしている、不妊治療されている方のブログ2つ

不妊治療の指針になりそうな記事

http://www.1morebaby.jp/column/articles/1198/

を送ってみました。メールを送る前に、いつも参考にしているブログがあるから時間のある時でいいから一度読んでみてくれへん?という前振りはして。

メールにしたのは、同じ情報を共有してから私の提案を検討してほしかったから。私が他の人のブログやサイトで不妊についての情報を得た考えたように、カピバラさんにも知ってもらって考えてほしかった。

 

不妊の原因や不妊治療って、想像以上に千差万別な事。原因の特定が必ずしもできるわけではない事。早く手を打つに越したことはない事。金額の事。あんまり時間がない事などなどなど。

 

メールをその日のうちに読んでくれたカピバラさん。私が紹介したブログやサイトに目を通して、途中から辛くなってなかなか読み進められなかったと言っていました。

そして、引っ越し先の病院で一緒に検査を受ける提案を受け入れて、転院先の説明会が最優先事項!引っ越しもそれに合わせてしようと宣言してくれた。

 

思うに、私がカピバラさんの転職にほぼ抵抗を示さなかった事が二人の信頼関係を深めるのに一役かったところはあるのかも。痛み分けという部分も無きにしも非ず。

そこに、不妊の原因はカピバラさんが考えるほど単純じゃないという情報も加わって、先の二人の人生のためにもやってみようと思ってくれたように感じる。

先人たちのブログにとにかく感謝。

 

転院先の説明会は8月末だから、結局初診はカピバラさんの有休消化中に行けないんだけど、まあ結果オーライ。

お互いに信頼の気持ちを深めて新しい土地に向かえるのがうれしいなと思う日々です。

 

それにしても退職して引っ越し準備は忙しいものの、もうあの仕事のあれこれを考えなくて良いのはなんと気楽なことかよ。

無職なら無職で、きっとまた違うプレッシャーもあるけど今はこの数年ぶりの開放感を楽しもうと思う。