日々ノート

心優しい夫まーさん(43)と私(40)の暮らし模様。2018.09大阪から東海へお引っ越し。2020冬にビッグガールCちゃん誕生。

結婚して2回目のお正月

結婚して2回目のお正月はひとり実家に戻っています。

まーさんは海外で仕事をしている上のお姉さんを訪ねて年末に旅立って行きました。私も誘われたけど、一緒に行く海外が初めての下のお姉さんと姪っ子の付き添い的役割もあり、私の気を使いすぎる性格もあるので今回は別行動ということに。

 

実家の思い出①

実姉の子、2歳、10歳、14歳が実家に泊まりに来ることに。

寝相の悪い10歳から2歳を守るために、私も含めて4人で川の字で寝る。姉の指令で右は2歳、左は10歳に挟まれて眠ったのだけど、2歳の顔に布団がかかっていないか、10歳はちゃんと布団をかぶっているか一晩中気にかけていたら全く寝た気がしなかったなぁ。

姉は「子どもと寝ている限り永遠に寝不足や」と。

ヘビーな一夜を経て、夫婦2人だけの生活で得るものも絶対あるなって思った。それでも単純に選択だけの問題なら、子どもを産むことを選ぶんだけどね。

 

実家の思い出②

お義父さんに「子どもはまだできへんのかいなー」というどストレートな質問をされる。

まーさんのご両親は完璧に子離れしていて、結婚の挨拶の時から一貫して元気にやっておればそれで良し!という姿勢。

これまで全く何の干渉もなく、もちろん子どもは?なんて聞かれたこともなく。

私の両親と比べると関係性がかなり淡白なので、まーさんと私の事にあまり関心がないのかなぁ、まぁこちらの歳も歳だしそれはそれで気楽だななんて思っていた。

そんな中でのこの質問。そうかー、結婚して丸一年は経ったもんね。

普段から子どもはまだかプレッシャーを感じていたらこの質問にキーっ!となったかもしれないけど、お互いの親にはすでに数人孫がおり、友人知人のベビーラッシュも数年前に終了したアラフォーの私たちにそういうプレッシャーは無縁。

誰にも期待されてない、と思っていた。

なのでなんかうれしかった。

期待して欲しくないけど、期待されていたことを知って少し嬉しく感じてしまう、面倒くさいこの気持ち。

子離れ具合とは関係なく、いくつになっても子どものことは気がかりなんやなぁと、お義父さんの気持ちを知って単純にほっこりしたというのもあり。

戦中生まれのお義父さんに、末っ子まーさんの孫を抱かせてあげることができたらいいなーとふんわり感じた出来事。

 

2019年、どんな1年になるかなぁ。

これから先どんなことがあっても、となりにいてくれるまーさんを大切に、自分の人生を楽しく生きていくんだ。

 

明けましておめでとうございます

 

採卵周期の記録(1回目、その後)

採卵後3〜5日の間に受診指示があったので、3日目(D22)に予約。

OHSSの心配はないようでひと安心。

採卵後の胃痛、嘔吐、下痢はまぁそういうもんらしい。

薬のせいか胃痛が治らないので胃薬を処方してもらう。

完全に体調の回復を感じたのはD24。胃痛が治り、料理をする気になる、自転車に乗ってもお腹に響かない、出かける気力が湧いてくる。

採卵直前からずっと便秘で、D29あたりでようやく通常営業に戻る。酸化マグネシウム系の便秘薬なら併用しても良かったのだろうか。次回質問してみること。

 

今後の方針

事前にまーさんと相談していたのは、クリニックの年末年始の休み(診察はあるが、採卵移植が休みの期間)がかなり長いので次の周期は人工授精にトライしてみようかというもの。人工授精は12/28まで可能だから。

ところが診察で、現在14日分処方されているノアルテン、プレマリンを1週間追加、生理のタイミングを後ろにずらして12月後半から移植周期に入り、年明けすぐに移植しましょうと提案というか指示。

え、まじで?そんなことができるのか。生理日移動するだけだからできるか。けど今までになく内膜をお腹に置いたままですけど、それってそれってなにか悪影響はないのか…いやもう十分薬使ってるか。あぁでも次の生理重そうううう!

しかし今はトライあるのみ。

 

クリニックとしては、移植1回分の受精卵があるのだから、少しでも早くトライしてみるべき。そして基本的にステップダウンはしません、という方針。

このクリニックはステップダウンはしないのか、それは知らんかったな。

(高刺激で卵胞が育たない、数が少ない等問題が出てきた場合には、刺激法を変え、採卵周期の合間に1つの方法として行う場合はあるとのこと。)

 

少しでも早く次の段階にトライという方針に異存はないので年明けの移植に進むことにする。

おそらく12/16以降に生理が来て、年明けクリニックが移植可能としているのが1/5以降だから、私の移植はD20以降にはなるのやけどそんなもんなんか。

前クリニックのタイミング療法時の内膜の厚みはD11で12.0とか。

今回の移植周期でどのようなホルモン補充がなされ、内膜がどのように育つのか、どのタイミングで移植日が決定するのか興味深い。

 

問題がひとつ。

移植周期に入るためにはD2に確実に通院する必要があり、その辺りに泊まりがけで予定していたイベントがまるかぶり。新幹線使ったらなんとかなるかなぁ…なんとかしよう。

採卵後の生理は重いと聞くけど、移植もたまの楽しみも諦めなーい。

やっぱりって思ってしまう

やっぱりって思ってしまう、をやめたい。

 

『「その他受精卵:2」 となっているうちの1つは正常受精の可能性があるので培養中』の卵さんは凍結できる状態にならなかったので培養中止になったとのこと。

 

悲しい結果だとやさぐれてしまいそうだったので、とりあえずできる家事は全部済ませて電話で確認。

培養室に繋いでもらい、結果を聞きました。

結果を聞いてお礼を言って電話を切ろうとしたら、質問などがあればいつでも電話して下さいと言ってもらい、なんだか救われる。

そうか、培養士さんと直接お話できるんだな。

 

 

はぁ、それにしてもやっぱりって思ってしまう自分よ。

方法があるんだから、移植もこれからなんだから、やってみてから考えよう。

やってみながら、勉強もして、情報収集しよう。

気持ちばかり先走らないこと!

卵さんのこと

先月採卵した卵さん。

 

『「その他受精卵:2」 となっているうちの1つは正常受精の可能性があるので培養中』

 

という卵さんがあり、その培養結果が今日分かるのです。

 

昨晩まーさんに、結果聞くのこわいな、もう電話せずに次の通院までモヤっとさせとこうかな、液体窒素は冷たいやろうな、早く戻ってきて欲しいな、なんて話してました。

その話の流れの中でまーさんが、「わしらの赤ちゃんはあそこで待っとるんやな」と言いました。

私は女で、好きな人にさえ見せるの恥ずかしいところから針刺して、まだまだお腹で準備していたかったかもしれない卵さんを取り出して、なんか表現方法が分からんけど軽く母の気持ちというか、自分から産まれたものが身体の外にあって、守りたいのに自分の力では守ってあげることも出来ない、何もできないわけのわからない不甲斐なさのようなものを勝手に感じてたんです。

それで、男であるまーさんはどうなんだろう?自分の精子と受精した卵さんたちのことをどう感じているか分からないなぁ、実験の結果がそこそこ上手くいったくらいに思ってるのかなぁって想像してたんです。

もちろん私の体調はしっかり気遣ってくれててそれには感謝なのだけど、卵さんのことをどう感じてるかいまいち分からなかった。

それが、昨日「わしらの赤ちゃん」とまーさんが表現して、私はそれがものすごく嬉しかった。「ふたりの」卵さんと思ってくれているんやなぁと。

今日になってみれば、いやいや赤ちゃんは気が早すぎまっせと冷静に思う、期待しすぎたくない普段の自分がいるんだけど、やっぱり嬉しいことに変わりはない。

 

もうひとつ感じたことは、もし受精卵がひとつも得られなかったとして、まーさんは私の悲しみに寄り添ってくれると思うけど、それより手前に私の投薬や採卵に事故や後遺症が無いことを願ってくれているんやなと。

まーさんは何が一番大事かいつもわかってるんやなぁ。

 

ああ、それにしても電話で結果聞くのこわい。

採卵周期の記録(1回目)

【通院】

D3

E2/ 78.2

P4/ 0.22

FSH/ 8.0

LH/ 6.5

メモ/ 

D3でFSH、LH通常は1桁。

FSHにあたるのがテイゾー。

 

D7

E2/ 847.9

P4/ 0.21

FSH/ 38.9

LH/ 5.9

メモ/ 

E2が順調に上がって卵胞も大きくなってきたのでテイゾー450 →300へ。

 

D10

E2/ 3427.0

P4/ 検査なし

FSH/ 34.9

LH/ 5.7

メモ/

右10(大きいものは5?)、左4

右のお腹がチクチクする。

FSH(テイゾー)を補充するとLHは下がる。LHは2を切った ら補充が必要。

今日の先生(女性)はすごく話しやすい!

 

D14

E2/ 7712.0

P4/ 1.69

FSH/ 25.8

LH/ 2.2

メモ/

右10(5)、左5(4)

括弧の中の数字が大きい方なのか小さい方なのか分からない。

先生なんだか迷ってはる…卵胞の育ち具合に差がありすぎる。 大きいものは35とか30とか、でも小さいものは15とか。

祝日がネック。採卵が祝日前だと小さいものが育ちきらないし、 祝日後だと大きいものが育ちすぎるからと思われる。

祝日前ならD17、後ならD19。

結果、もう少し育てることに。 採卵はD19を予定しておくよう指示あり。

採卵に日数がかかると良い卵が取れないというネットの情報もあり 、不安。

初めてだからデータも無いし、 ここはプロの判断に任せるしかない。次回の内診がドキドキや…

 

D17

E2/ 10761.0

P4/ 3.74

FSH/ 27.2

LH/ 0.2

HCG/ 4.0

メモ/

右10(9)、左5(4)

括弧の中の数字が大きい卵胞の数のよう。

一番大きいものが48とか言われたけどほんまか? 5センチ近いって大丈夫なのかしら。

LHが低いけど、 それを補っているのがHCGということでこれはこれで良いらしい 。

D19での採卵が決定。

 

D19

採卵日、ポリープ手術

11時集合、手術室に入ったのが12:50頃、 14時半過ぎに目覚めて、 15時半頃コーディネーターさんとお話。卵子については採卵数の み報告、今後の診察予定の話。

ポリープ手術もあったので、 コーディネーターさんの話の後にお医者さんとも話す。 私の好きなサバサバK先生。ポリープ 見ますかと言われ、見ます見ますと見せていただく。 鳥もも肉にくっついている脂肪のような小豆より小さいくらいのサ イズのが3つ。

これのおかげで人工授精をすっ飛ばすことにしたけど、 吉と出るかなぁ。ポリープよもう生えてこないでね…

座薬を入れて下さっていたようで、生理痛くらいの痛さで帰宅。 まーさんがお休みの日に採卵日になって本当によかった…

 

D20~

採卵翌日夕方から激しい胃痛、嘔吐、下痢。

病院からの説明書にあったOHSSの症状そのものだったので、 様子を見る。飲んだ薬も吐いてしまったけど、 次の日は胃痛はあるものの食欲も少しづつ戻ってきたのでホッとし た。

D22通院予定

 

【自己簡易注射・服用薬】

・D3〜6 テイゾー450

・D7〜9 テイゾー300

・D10〜13

テイゾー300

セトロタイド0.25(2日に1回)

・D14〜17

テイゾー300

セトロタイド0.25(2日に1回)

ゴナトロピン30

・D17

テイゾー300

ゴナトロピン30

朝晩/ ジクロフェナクNa徐放カプセル1錠

22時半指定(通常21時指定)/ HCG注射、リュークリン注射

・D18

朝/ アジスロマイシン2、セレキノン1錠

朝晩/ ジクロフェナクNa徐放カプセル1錠

・D19

朝/ ジクロフェナクNa徐放カプセル1錠

採卵後/ カベルゴリン、バファリン(~14日間)、レトロゾール(~5日間)

・D20

 プレマリン(〜14日間)、ノアルテン(〜14日間)

 

メモ/

セトロタイドは排卵を止める薬、アホみたいに高いな…

ゴナトロピンはHCGの薬?

採卵2日前のHCG注射は作用が強いので、リュークリンで緩やか にする。

ジクロフェナクは排卵してしまわないようにする薬。

 

【結果】

  採卵総数:12
  - 成熟卵:11
  - 未熟卵:1
  - 変性卵:0

---
  顕微授精数:8
  - 正常受精卵:4
  - その他受精卵:2
  - 受精せず:0
  - 変性卵:2

---
  体外受精数:3
  - 正常受精卵:0
  - その他受精卵:0
  - 受精せず:3
  - 変性卵:0

 

【感想】

卵胞は13個大きくなっていたようなので、 12個採れて11個が成熟卵という結果は納得のいくものだった。

通っているクリニックでは、必ずICSIと媒精を併用するので、 その割合が8対3なのも、初回なら妥当と思われる。

まーさんの分身達が初回より元気のない成績だったのがちょっと残 念。精液の評価はそれくらい毎回ふり幅があるんだな。 一応規定の数値よりは良かったんだけど。 まーさんは大事な時だったのにごめんね、なんて言ってたけど、 私の卵さんのガードが固すぎたのかしらねーなんて話す。

こればっかりはしかたなし。 全ての条件がベストでも結果がでないことだってある。体外受精で 受精に至らなかったのは残念、それだけ。

もし次回採卵することがあったら、 全てICSIで良いのではと思う。

顕微授精数8のうち、 正常受精卵4というのはまさに私の加齢のなせる業かなぁ。50% かぁ。いやーでも採卵したすべての卵さんと精子さん、 健闘してくれた! まだまだお腹にいる予定だったのに出ていくことになっちゃってご めんよ。エコー越しに会えてよかった。

通っているクリニックでは、 受精卵7個以下の場合は前核期胚凍結のみなので、 4個の正常受精卵の皆さんは一つのクライオトップに一緒に眠って いる。移植となったら4個全て融解になる。

 

そして「その他受精卵:2」 となっているうちの1つは正常受精の可能性があるので培養中との こと。分裂がんばってー!!

 

前核期胚が3個あれば移植に進めるシステムなので、 年明けの周期で移植するか、続けて採卵をするか悩みどころだ。卵 子も自分も歳をとる。 今が一番若いというのがなによりのジレンマ。 まーさんは移植してみたらという意見。 やってみたら何か他の課題が見えてくるかもしれないからというこ と。理系の意見、確かにねぇ。

でも移植・・・移植したら、またフライング祭りが始まるんだぜ。 ここまでどっぷり治療しているのに、期待するのがこわいのだ。

 

色んなクリニックがあるけれど、 やはり無麻酔での採卵は自分には無理だと思う。 今のクリニックで結果が出なかったら、 自然周期の病院を探すことになるかもしれないけど、 麻酔無しの方針だったらチャレンジはできないな。

 

明日は検針。ポリープの傷が順調で、 OHSSの経過が問題なければいいな。

卵さんの近くに早く行きたい。