移植周期の記録(2回目 D3〜D10移植日決定)
流産手術後14日間プレマリン、ノアルテン 服用。
飲み終わって4日で生理開始。
D3
内診、内膜4ミリ?
エストラーナテープ開始
1回目の移植はD3〜10までエストラーナテープ2枚で、D10のE2の値が82.9。
今回はエストラーナテープ3枚からスタート。
D11
内診、内膜10ミリ
E2は225
100超えが目安とのこと。エストラーナテープ1枚増量が効いたんやね。
移植日はD22に決定となる。
前回はD29だったので、随分早まった…うーん、困った。前回と同じD29あたりを想定してたから仕事を入れてしまったよ。
エストラーナテープ増やしたもんな。効果があれば移植日が早まるのは当然か。
そこまで考えてなかったー。
結局移植日の午後と次の日が仕事になってしまったけど、気にしないことにする。たまたま半年専業主婦やったけど、今までなら仕事をしている方が通常の生活だもの。移植後は普段通りの生活が大切、オーケーオーケー。
すでに同じ日に15人ほど移植があるらしく、もうちょっと増えるかもと言われたので、とにかく尿ためが不安だ。順番待ってる間にトイレ行ってしまいそう…。前回初めての移植はトップバッターやったんよね、だから頻尿でもなんとか持ち堪えられたのだが。
なんにしても、薬を飲み忘れないこと!!
卵さん、融解に耐えてくれぇぇぇぇぇ!!
あとは野となれ山となれじゃ!!
絨毛染色体検査の結果と移植周期の開始
D3でクリニックへ。
流産時の絨毛染色体検査の結果を聞いてきました。
この検査は任意だけど、結果によっては子宮側の検査が必要か分かるかも、と思ったので受けてみることに。
結果は、22トリソミー。22番目の染色体が1本多い、というのが流産の原因ということでした。
もうひとつ分かったのが、性染色体はxxだったということ。あの子は女の子やったんかー。
そこまで分かるとは知らず、診察の時点では22トリソミーに気を取られていて、帰りの電車で用紙を見直した時に目に入って、じわーっと涙が出てきたのだった。
そういえば、まーさんは女の子ちゃうかーって言ってたなぁと。
受精卵のことが分かったからといって、私の子宮や内膜に何も問題がないのかというのは結局わからん。
とりあえずこのクリニックで私にできるのは凍結中の胚盤胞を迎えに行くこと、ということで移植周期に入ることにする。
今凍結している3個の胚盤胞を迎えに行ったら、今のクリニックでの治療は終わりにしようかと考えている。
https://toyokeizai.net/articles/-/271405?display=b
この記事を読むと、着床前診断の臨床試験で検査を受けた受精卵のうち染色体本数が正常な胚は3割だったと。
私たちは4個の受精卵を得たので、確率だけでいえばこの中に1個は出産までたどり着ける胚があるということだ。
なのに、もし全て戻しても出産にいたらなければ、同じクリニックで同じ方法で治療を続けることに価値を見出せないような気がする。
助成金の回数にも限りがあるし、かけられる治療費にも限度がある。
継続して治療をする、今より精度の高い治療を望むなら、着床前診断のできるクリニックに転院しないと意味がないのかも。
今ある卵さんの生命力を信じたいけど、ダメだった時のことも考えていないとバランスが取れないから先のことまで考えてるけど、やっぱり次移植する卵さんのことを信じたいー!
成るように成る!!
置き土産
約9週間と短かく長い、初めての妊娠期間。その期間に起こった身体の変化で1番衝撃的だったのが「水虫」。
足指の水疱を見つけたのは7週くらいだったか…これはもしや水虫?今は大事な時なんでは、飲み薬出されたらどうしよう…とりあえず様子を見よう。
で、様子を見てみたものの勝手に治るわけないよな。。
流産の手術後2週間処方されていた薬も飲み終わったので満を持して?皮膚科に行ってきました。
患部をちょっと擦って細かな皮膚を顕微鏡で見てすぐ「いっぱいいるよー!」と先生。クチコミどおりの明るい先生。
帰ってから「水虫 真菌 顕微鏡」で画像検索したさ。こ…これかー…
薬は軟膏のみ。来週からまた移植周期かもしれないから良かった。
治ったように見えても薬は塗り続けるように、2ヶ月後にまた来てねと言われました。
そうかー、やっぱり水虫だったか私。ほんで2ヶ月もかかんのか!
私としては、妊娠によって免疫力が低下して水虫が発症したと思っている、思いたい。
実家に帰った時、老いた両親にうつさないように気をつけないとなぁ。
順調にいけば、次に皮膚科に行くのは判定日後な気がする。陽性判定とともに、水虫完治の判定もいただきたいところ!
まだ移植周期も始まってないけどー!!
とりあえず水虫治すんや。
父、退院
父、心臓が痛くて病院に行ったら検査で急性心筋梗塞が発覚、そのままステント手術(血管を筒状の金属で広げるやつ)となる。
病院に行った日は元々ゴルフに行く予定で、天気が悪いからゴルフより病院に行っておくかと思ったらしい。お医者さんには「急性期といえる範囲内。早めに病院に来て正解。」と言われたし、ゴルフに行ってたら今生きてないかもと家族全員が思った。ラッキーマン。
これまたラッキーなことにメインの血管から一本分かれた部分の血管の閉塞で、心臓の筋肉のほとんどは影響無く順調に回復し、今日退院。
実家からの帰り道、動物と触れ合える牧場へまーさんとドライブ。
入場無料、なんと餌やりも無料、ナイス。
生き物の特に好きなのはやはり口もとやなぁ。犬や猫なら鼻の下に付いているふぐふぐ。牛、馬、羊の唇のような部分もあたたかくて柔らかくて大好き。手乗り文鳥やインコの指に捕まるあの感触も好き。
数日の緊張感からの、当たり前じゃない生き物のあたたかさを感じて、やっぱり生きてるってすごいぞ!家族ラブ!!と猛烈に思った。
父入院につき、実家なう。
行きの電車、検査待ち時間、実家の布団の中で読了。
同じ作家でも安心して読めるものとしんどくなるものがあって、これは安心して読めるやつ。
登場人物各々の優しさも、表紙も好きだ。
どうして生まれて死ぬのかな。
死ぬのに生まれるのかな。
手術後の父は、母に夕食の魚をほぐしてもらって幸せそうだったな。
私もまーさんと仲良く歳をとるんだー。
両親、まーさん、生きていてくれてありがとう。
その後、つれづれ
名古屋高島屋では、ただ今「大北海道物産展」開催中。なんで大って付けるのかな…
流産手術後の診察は経過良好ということで、帰りにジェラート食べてきた。
このミルク感よ!北の大地を感じる〜( ´ ▽ ` )
クリニックの先生はもう移植に向けての話をするのだが、絨毛染色体検査の結果も出ていないのに移植で良いのか。
移植周期が始まるD2には結果は出ているから、そこで判断はできるけれども…
検査で流産の原因全てが分かるわけではないのはどのクリニックでも同じ。
着床前診断が可能なクリニックではないから、結局ここで治療する限り数撃ちゃ当たる方式になる。
悪い意味ではなく、数撃つための最善の技術と整った設備、治療法で進められていると思う。そのためにここを選んだのだし。
でもでも、絨毛染色体検査に問題がなくて流産したんだったら、今回のことをどう捉えれば…検査では分からない原因だったならしょうがない。
私の子宮の問題だったら、子宮側の検査はこのクリニックではあまり多くは期待できないはず、むむむー。着床はできたってことだから、子宮側には問題なしとされているのかもな。
だから染色体の構造以外の原因、又は原因不明の場合はやっぱり移植ってことなのか、そういうことなんだろな。
ま、今はD2を待つのみか。
その前に移植したいか?どうだろう。
なんかまだ、悲しみにさよならする悲しみがあるなぁ。
今回の流産の原因はともかく、ここまでやってみて気が済んだなって気持ちになっていることに気付く。
子どもを諦めた、ではなく。
ひと通りやってみて、結果は悲しいものではあったけど、あの卵さんのことは二人でしっかり見届けた、という感じ。
このクリニックで治療を続ける限り、ひとつひとつ卵さんを迎えてみるしかない。胚も内膜も毎回違う条件だから、これはもう宝くじ以下の運だめし。いや、運とか言いたくない、かといって努力とかもっと言いたくない。
神の采配を待つって感じか。
自分が決めて採卵してもらった卵だから、今生きてくれている3個の胚盤胞は責任を持って迎えに行く。
今考えられるのはここまで。
とりあえず、移植周期に入っても良いように葉酸サプリを再開して、甘やかし期間に増えた体重をもとに戻さねばならん。
さてはて、ホルモン補充とダイエットが両立するのかそれは謎。