2人で不妊治療のことを考える
カピバラさんの転職と、今月末の引っ越しのためお盆前に仕事を退職しました。長かったような短かかったような。
この仕事でなかったら結婚について落ち着いて考えることもなかっただろうし、カピバラさんとも出会っていなかっただろうし、そう思うと感慨深い退職までの日々でした。
さて、私が仕事を辞めてカピバラさんが有休消化中→初出勤までにやっておきたいことがありました。
・引っ越し先の不妊治療の病院探し
・平日休みのうちに2人で初診
・どのくらいの期間、金額を費やすか相談
まだカピバラさんの転職話が具体的でない、4月くらいのこと(結婚7ヶ月)。
カピバラさんが、やっぱり自分も検査した方がいいのかなぁと言い出しました。
お!やる気になってくれた?!と私は内心狂喜乱舞で、検査行ってみる?と提案したところ、やっぱりまだもうちょっとこのままでいいんじゃない、と言われてその時は断念。
私としては、今やっているタイミング療法がそもそも有効なのか、それで妊娠できるできないはさておき可能なのかだけは早く知りたかったのだけど、カピバラさんにはそのあたり伝わらず。
今思うと、カピバラさんの不安の元は私の愛情表現不足もあったのか。
お見合い後、先に前のめりになってくれたのはカピバラさんだったから、ずっとそのペースがベースにあって、不妊の原因が男側にあった時別れ話にまで発展するような気がしたのかなぁ。。
カピバラさんは大きな病気を2度ほど経験しているし、不妊の原因は自分にあると少なからず考えているよう。
子どもがいなくても私はカピバラさんとずっと一緒にいたいと思っているし、それを実感してもらうには二人の時間を重ねるしかないし、とりあえずカピバラさんの転職が確定するまで不妊治療の話は持ち出さないことにしました。
そしてカピバラさんの転職が確定し、引っ越し時期も定まった6月(結婚9ヶ月)、再び提案してみました。
今度はメールで、
・上記のやっておきたい3点とその理由
・自分が参考にしている、不妊治療されている方のブログ2つ
・不妊治療の指針になりそうな記事
http://www.1morebaby.jp/column/articles/1198/
を送ってみました。メールを送る前に、いつも参考にしているブログがあるから時間のある時でいいから一度読んでみてくれへん?という前振りはして。
メールにしたのは、同じ情報を共有してから私の提案を検討してほしかったから。私が他の人のブログやサイトで不妊についての情報を得た考えたように、カピバラさんにも知ってもらって考えてほしかった。
不妊の原因や不妊治療って、想像以上に千差万別な事。原因の特定が必ずしもできるわけではない事。早く手を打つに越したことはない事。金額の事。あんまり時間がない事などなどなど。
メールをその日のうちに読んでくれたカピバラさん。私が紹介したブログやサイトに目を通して、途中から辛くなってなかなか読み進められなかったと言っていました。
そして、引っ越し先の病院で一緒に検査を受ける提案を受け入れて、転院先の説明会が最優先事項!引っ越しもそれに合わせてしようと宣言してくれた。
思うに、私がカピバラさんの転職にほぼ抵抗を示さなかった事が二人の信頼関係を深めるのに一役かったところはあるのかも。痛み分けという部分も無きにしも非ず。
そこに、不妊の原因はカピバラさんが考えるほど単純じゃないという情報も加わって、先の二人の人生のためにもやってみようと思ってくれたように感じる。
先人たちのブログにとにかく感謝。
転院先の説明会は8月末だから、結局初診はカピバラさんの有休消化中に行けないんだけど、まあ結果オーライ。
お互いに信頼の気持ちを深めて新しい土地に向かえるのがうれしいなと思う日々です。
それにしても退職して引っ越し準備は忙しいものの、もうあの仕事のあれこれを考えなくて良いのはなんと気楽なことかよ。
無職なら無職で、きっとまた違うプレッシャーもあるけど今はこの数年ぶりの開放感を楽しもうと思う。