日々ノート

心優しい夫まーさん(43)と私(40)の暮らし模様。2018.09大阪から東海へお引っ越し。2020冬にビッグガールCちゃん誕生。

卵さんのこと

先月採卵した卵さん。

 

『「その他受精卵:2」 となっているうちの1つは正常受精の可能性があるので培養中』

 

という卵さんがあり、その培養結果が今日分かるのです。

 

昨晩まーさんに、結果聞くのこわいな、もう電話せずに次の通院までモヤっとさせとこうかな、液体窒素は冷たいやろうな、早く戻ってきて欲しいな、なんて話してました。

その話の流れの中でまーさんが、「わしらの赤ちゃんはあそこで待っとるんやな」と言いました。

私は女で、好きな人にさえ見せるの恥ずかしいところから針刺して、まだまだお腹で準備していたかったかもしれない卵さんを取り出して、なんか表現方法が分からんけど軽く母の気持ちというか、自分から産まれたものが身体の外にあって、守りたいのに自分の力では守ってあげることも出来ない、何もできないわけのわからない不甲斐なさのようなものを勝手に感じてたんです。

それで、男であるまーさんはどうなんだろう?自分の精子と受精した卵さんたちのことをどう感じているか分からないなぁ、実験の結果がそこそこ上手くいったくらいに思ってるのかなぁって想像してたんです。

もちろん私の体調はしっかり気遣ってくれててそれには感謝なのだけど、卵さんのことをどう感じてるかいまいち分からなかった。

それが、昨日「わしらの赤ちゃん」とまーさんが表現して、私はそれがものすごく嬉しかった。「ふたりの」卵さんと思ってくれているんやなぁと。

今日になってみれば、いやいや赤ちゃんは気が早すぎまっせと冷静に思う、期待しすぎたくない普段の自分がいるんだけど、やっぱり嬉しいことに変わりはない。

 

もうひとつ感じたことは、もし受精卵がひとつも得られなかったとして、まーさんは私の悲しみに寄り添ってくれると思うけど、それより手前に私の投薬や採卵に事故や後遺症が無いことを願ってくれているんやなと。

まーさんは何が一番大事かいつもわかってるんやなぁ。

 

ああ、それにしても電話で結果聞くのこわい。