自己注射始まって14日
慣れない。
あー、乳首が痛い。お腹が張る。かゆい。自転車乗ると振動が響く。
自己注射の痛くない方法をネットで検索してたら色々出てきて参考になる。皮膚をピンと張った状態で針は一気に刺す、とか。確かに、針はその方が痛くない。でも薬液入れる時は何にしてもちょっとは痛い。
参考にしたサイトには、子どもに注射する時は頑張ったことを褒めてあげて、毎日継続できるようにシールを貼ったりすると良いとか書いてて。
そっかー。小さい子も病気の治療でお家で注射することがあるんやな。大人でもこんなにひよってしまうのに、小さかったらどんなにこわくて痛いだろうとか、なんで自分だけって思うだろうなとか、ご両親の大変さとか色々考えてしまって、私なんて健康だからこそこの治療ができるんだ!って奮起したり。
元々歩くのが速い方なのだけど、今はお腹が張って今までみたいに歩けない。
信号も変わりかけなら渡らない。
常日頃からせっかちではないつもりやけど、エスカレーターとかエレベーター降りる時とか、前の人が歩くの遅くても、スマホいじってるんじゃなかったらそういう時もあるよなって気持ちを大きくもっていよう。
採卵が終わってもこの気持ちを忘れないように。
きっと今週土曜あたりが採卵と思われ。卵胞大きさ35とかいわれながら小さいものも育てるとかで注射するけど排卵は本当にしちゃわないのかとビクビクする日々。
とりあえず一回目だ、何事も最初は分からないもんだとまーさんと言い合いながら、頑張る。
まーさんありがとう
採卵周期の予定表を持ち帰ってきた。
「注射が始まってから13日目以降1週間は採卵の可能性があるので、大きな予定は控えてください」と書いてある。
それをまーさんに見せながら、「この辺りが採卵らしい。なのでこの辺りに精子が必要です。」と言う。
なんか言い方が直接的過ぎたかなーと思って、寝る前にあの言い方は嫌な気持ちになった?って聞いたら、ぜーんぜん、と。なんでも言って、と。
でもその日の朝はちょっとだけ出かけててね、と。
私はムッとすると黙ってしまってまーさんを困らせるのだが…だんまりムッとしてないで、一呼吸おいたら冷静に言わないとなぁ。
まーさんが私に感化されてムッとするとか今まで見たことないし、私の話はそのままのことをちゃんと聞いて理解しようとしてくれる。
スポーツニュースやってると明らかに心ここにあらずにはなるけども。
まーさんサンクス!!
でもまーさんは7時出勤だYO!
6時前に私どこに居ればいいんだYO!!
近所の喫茶店を開拓だな…
何が良いとか悪いとか
まーさんの精液検査問題なくて、私の卵管も問題なかったけど、人工授精飛ばして体外受精に進むことに決めてしまいました。
今のクリニックに通う前は、2人とも問題なかったら1回は人工授精してみようと思ってたのに。卵管造影終わってすぐで、やるなら今なのだけど。
きっかけは私のポリープ 。
人工授精するなら、その前に着床の邪魔になるポリープ手術しなければならない。手術したらその周期は人工受精できない。
手術の後に人工授精したら12月。
もしそれで妊娠しなかったら、1月採卵準備で2月にようやく採卵。ひとつ歳をとってしまうやないか!
今体外受精に切り替えて採卵周期に入れば、採卵とポリープの手術が同時にできる…
先生はどちらを進めるでもなかった。
まーさんにも診察前に、人工授精と体外受精でポリープ手術の優先順位が変わるのか聞いてくる。体外受精でもポリープ 手術が先なら手術の予約してくるけど、内容によっては人工授精は飛ばすかも、と相談していた。
だって…私の卵管が通ってて、まーさんの精子達が元気なんだったら、なんでこの1年で妊娠してないのだ?去年の今ごろは新婚旅行真っ最中で、それからずっと避妊してないのに。
卵管にちょっとした癒着なんかがあったから無理だった?
それが前周期の造影剤で通るようになってたら?
でも造影剤入れた周期にもhcgでタイミングとってる。でもダメだった。
採卵周期を始めるなら、その日から注射を始めなければならなくて、もう決めるしかない。で、決めた。
決めたものの、自己注射こわい、全身麻酔もこわい、採卵もこわいで、本当に体外受精に進んで良かったのか、待合室で迷ってしまう。
とりあえずホルモン値と術前の血液検査して、自己注射を教えてもらいながらやってみたら、気持ちも落ち着いてきた。痛いけど、これならひとりで注射できそう。
ホルモン値も採卵周期を始めるのに問題ない。
1周期の刺激でどれだけ採卵できるか分からんけど、やってみるしかない。
術前血液検査は1週間ほどで出るらしいから、そこでアウトにならないでくれと願うばかり。
採卵時期の週末は、私の両親が泊まりにきてくれることになってたけどどうしよう。
ああ、戸籍謄本取り寄せな、まーさんと一緒に同意書も書いて…
なんだか気持ちがざわつく。
あの時こうしておけばとか、何年後かに思うかな。思うだろうな。今できる、良いと思える選択をやってみるしかない。
友人が泊まりに来てくれた!
こちらに引っ越してきて初めて、私の友人が泊まりで遊びにきてくれました。
3週間ほど前から週末を使って近場を色々下調べしていたかいあって、楽しんでもらえたよう。
20代も30代も散々一緒にライブや旅行に行っていた友人なので、帰り際駅で見送る時、自分だけが旅先に残っているみたいで不思議な気持ちになりました。寂しいような、ひとりで行っちゃったーみたいな。
まーさんの待つ家に帰ったら、あぁここが自分の家だなと思ってじんわり温かい気持ちになったなー。どこに住んでも、まーさんと住む家が自分の帰るところなのだな。
友人はこの夏に大きな手術をしていて、これが退院後初の遠出。帰ってからくれたメールに「自信になった」とあり、ほっとしました。迷ったけど、誘ってみてよかった。
自分の命がかかった病の友人と、健康で生活の基盤をまーさんが担ってくれているから不妊治療に取り組めている私。
比べてどうこう考えるのは間違っているけど!でも改めて今の環境をありがたく感じました。
これまでも思い通り生きてきたわけじゃない。この先も思うようにいかないことがあっても、それが自分の人生だし、死ぬまでを、できるだけおもしろく生きていきたいな。
おもちが好き
クリニックの隣のビルに有名な和菓子屋さんがあって、わらび餅を買って帰ったらものすごーく沢山のきな粉が入ってまして。
余ったきな粉は茹でたお餅にまぶして食べたい。餅は餅屋だから近所のみたらし団子の美味しいお店に行ったらやっぱり売ってたお餅。
毎日ついてて、売り切れ御免のお餅らしい。丸餅と、板餅も売ってた。なんて素敵なお店かしら。
それでも余ったきな粉は食パン用にクリームにしてみたけど、これはバターじゃなくてマーガリンで作るべきでした。カッチカチ。
食いしん坊な性格で良かった。
引きこもるの苦にならないので、仕事がないと一日中家にいてしまいそうになるけど、美味しいもののためなら動ける。
太るけど、まあいいや。
基礎検査が終了
まーさん
異常なし。
あからさまにほっとはしていないように見えたけど、やはりほっとしていたよう。帰ってから結果の用紙をじっとりみていたから。
自分が男だったら、やっぱりとても気になったのかなぁ。なったか。
今後の採精、あんまり気を使わずに頼もう。
わたし
ポリープ有り。
次週期に手術予定。
うーん、次週期はAIHしたかったな…
まーさんは引っ越し後のこの流れをベストなタイミングと思っているようだが、私のベストは4、5月くらいに精子検査だったんだよな。
ひとりで進めるものではないし、逆の立場ならまーさんは私に無理強いする事は絶対無い。
だから、自分のベストなタイミングではないけど、私たち夫婦なベストなタイミングではあるのだ、きっと。
まーさんとの赤ちゃん、欲しいなぁ。
不妊治療助成金について(もんもん)
もんもん1
助成金申請の窓口が、子ども手当てとか母子手帳をもらう窓口と一緒。
どこの自治体でもそうなのだろうか…。
その他の子ども関連の窓口もその階に集中しており、待合には小さな子ども連れのお母さん方多数。
もし治療しても妊娠できなかったとしたら、助成金は申請したいけどこの窓口に来るのは辛いかも、と思った。
子ども関連の予算から出るんやろうけど、高額医療費の窓口なんかで扱ってもらえたらいいのに。
もんもん2
県の助成金は体外・顕微受精のみ、市の助成は一般不妊治療も大丈夫と窓口の職員の人から説明されて、一般もカバーされるの?!知らなかったラッキー!!と、浮き足立ったのも束の間。資料にはやっぱり特定不妊治療って書いてあるやん!!
これ、体外と顕微のみってことですよね?と確認するも、イマイチ理解していない担当者。
ちゃんと研修受けてんのかよ。。
ふー。