移植後に考えたこと。
初めての移植後、これまでになく子どものいない夫婦二人だけの人生について考えています。
と同時に、特別養子縁組で養子を迎える人生、里親制度で里子を育てる人生についても色々思いを巡らせています。
自分が育てることに直接関わらないとしても、なにかの形で自分の行動やお金を世の中の子どものために使えないかなぁとか。
どの家の子どもも、どこに産まれても、幸せに暮らせたら。そのために何かできることは無いかなぁと。
そんな時、朝日新聞土曜版にColaboという団体の活動を知りました。
寄付っていう選択肢もあるなぁ。
https://colabo-official.net/support/
で、寄付してみた。
子どもを授かっても、授からなくても、色々考え続けていくぞー!って思いながら判定日までを過ごしてる。
なんにも感じない…
移植から6日目。
不妊治療中の方のブログによく登場する、足の付け根のだるさ、お腹チクチク等、なんにも全く感じない!!!
何か、何か変化をくれーい!!!
強いて言うなら胸が張る。でもこれはホルモン補充してるから当然だと思う。
私が一喜一憂してもなんにも変わらないんだから、穏やかにいつものように過ごせば良いのだと思うけど、なかなか難しいものだな。
今回移植しなかった3つの卵さんの凍結結果も電話で確認できるけど、怖くてできん。
陰性で、かつ凍結もできなかったとなれば判定日はダブルパンチやけど、先に聞いて悪い結果だったら判定日までの日々を益々長く感じそう。
とりあえず10日目くらいにフライングして衝撃に備えることくらいしかできん。
あ、あとインフルにかからないように。
はー長い、長い、長いよ。
移植周期の記録(1回目 D3〜移植日)
【通院記録】
D3 内診
採卵と同時に取ったポリープの病理検査異常なしとのこと、ホッ。
D10 血液検査、内診、移植日決定(D29)
E2/ 82.9
この時点で内膜が薄いと3回目の通院もあるらしい。
内膜の数値、7?と言われた気がするけど確認忘れ。
移植日はD25~32の期間から選んで下さい、着床率には関係ないのでと言われる。ホルモン補充なのでコントロールできるのかもしれないけど、ちょっと幅がありすぎじゃね?とも思う。
リプロのブログなどからD25、26あたりが良いのではと考えていたけれど、どうにも移動できない予定があり、D29(お見合い記念日)をリクエスト。さてどうなるか。
D29 移植
採卵は全身麻酔だったので手術台に上がって2分もたたずに夢の中だったけど、移植はあたりまえだがずっと意識がある・・・膣洗浄が痛いと聞くし、尿ためもいったいどんだけ飲めばよいのやら不安。
いろんな方のブログを読み漁って(ありがたや)、移植1時間前から1リットルという記述を参考に水分補給。普段から頻尿ぎみなので750mlほど飲んで、先生にも「いい感じに溜まってます」と言われる。良かったー!
「(受精卵は)ここに置きました」と言われたけどなんだかよく分からなかった。良いのだろうか、まぁ良いか。
看護師さんが隣で逐一何をしているか話し続けてくれていたのでめちゃくちゃ安心感があった。
4個融解した前核期胚は、4個とも融解に耐えて分裂してくれていた。
評価は6E、8B、9B、8C。がんばってくれてありがとうぅぅぅ!!!
どの卵を戻すかは移植直前に決定するので、移植前は分裂時の動画を確認するのみ。タイムラプスってすごい。
移植しなかった3個の受精卵は培養を続けて、胚盤胞になれば再凍結予定。頑張ってほしい、切実。
【服用薬】
・D3〜判定日
NEソフトカプセル1日3回
エストラーナテープ2日1回貼り替え
移植日まで、2~8枚
移植日以降、4枚
・D26~判定日 ルトラール1日3回
・D29(移植日)〜判定日 バファリン配合錠A81
判定は2週間後。やるだけやった。
まーさんが、「卵さんおかえり」と言ってくれたのがうれしかった。
期待されるのもつらいだろうけど、夫も自分との子どもを授かりたいと思ってくれていると実感できるのは治療の励みになる。ってか、私のモチベーションの多くはこの人絶対良い父親になるのになーみたいな気持ちだったりする。もちろん私自身も子どもを待ちたいなと思っているけど、がんばれるのはまーさんが夫だからだ。
移植日決定
去年最後の診察で、移植日が決定した。
数日の候補から選ぶことができたので、まーさんとお見合いした日にしてみる。
お見合い記念日。
凍結中の前核期の受精卵は4個。まとめて凍結されているので、4個とも融解。
状態の良いものを1個移植。3個は培養、胚盤胞になれば再凍結される。
ダメだったら、ダメに決まってるという不安が半分。
上手くいったらいいな!上手くいかなくても、何か他の問題が分かったりしたらいいな、という期待が半分。
移植の結果もさることながら、移植しなかった受精卵の培養結果で今後の方針も何か分かるだろう。
もし融解後の状態が悪くて移植キャンセルになったとしても、その状態を知ることができるのには意味がある、と思いたいよー!!!
つい不安を口にしてしまうが、1番奥の気持ちは「楽しみ」。
だからなるべく楽しみな気持ちを話すようにする。
結婚して2回目のお正月
結婚して2回目のお正月はひとり実家に戻っています。
まーさんは海外で仕事をしている上のお姉さんを訪ねて年末に旅立って行きました。私も誘われたけど、一緒に行く海外が初めての下のお姉さんと姪っ子の付き添い的役割もあり、私の気を使いすぎる性格もあるので今回は別行動ということに。
実家の思い出①
実姉の子、2歳、10歳、14歳が実家に泊まりに来ることに。
寝相の悪い10歳から2歳を守るために、私も含めて4人で川の字で寝る。姉の指令で右は2歳、左は10歳に挟まれて眠ったのだけど、2歳の顔に布団がかかっていないか、10歳はちゃんと布団をかぶっているか一晩中気にかけていたら全く寝た気がしなかったなぁ。
姉は「子どもと寝ている限り永遠に寝不足や」と。
ヘビーな一夜を経て、夫婦2人だけの生活で得るものも絶対あるなって思った。それでも単純に選択だけの問題なら、子どもを産むことを選ぶんだけどね。
実家の思い出②
お義父さんに「子どもはまだできへんのかいなー」というどストレートな質問をされる。
まーさんのご両親は完璧に子離れしていて、結婚の挨拶の時から一貫して元気にやっておればそれで良し!という姿勢。
これまで全く何の干渉もなく、もちろん子どもは?なんて聞かれたこともなく。
私の両親と比べると関係性がかなり淡白なので、まーさんと私の事にあまり関心がないのかなぁ、まぁこちらの歳も歳だしそれはそれで気楽だななんて思っていた。
そんな中でのこの質問。そうかー、結婚して丸一年は経ったもんね。
普段から子どもはまだかプレッシャーを感じていたらこの質問にキーっ!となったかもしれないけど、お互いの親にはすでに数人孫がおり、友人知人のベビーラッシュも数年前に終了したアラフォーの私たちにそういうプレッシャーは無縁。
誰にも期待されてない、と思っていた。
なのでなんかうれしかった。
期待して欲しくないけど、期待されていたことを知って少し嬉しく感じてしまう、面倒くさいこの気持ち。
子離れ具合とは関係なく、いくつになっても子どものことは気がかりなんやなぁと、お義父さんの気持ちを知って単純にほっこりしたというのもあり。
戦中生まれのお義父さんに、末っ子まーさんの孫を抱かせてあげることができたらいいなーとふんわり感じた出来事。
2019年、どんな1年になるかなぁ。
これから先どんなことがあっても、となりにいてくれるまーさんを大切に、自分の人生を楽しく生きていくんだ。
明けましておめでとうございます
採卵周期の記録(1回目、その後)
採卵後3〜5日の間に受診指示があったので、3日目(D22)に予約。
OHSSの心配はないようでひと安心。
採卵後の胃痛、嘔吐、下痢はまぁそういうもんらしい。
薬のせいか胃痛が治らないので胃薬を処方してもらう。
完全に体調の回復を感じたのはD24。胃痛が治り、料理をする気になる、自転車に乗ってもお腹に響かない、出かける気力が湧いてくる。
採卵直前からずっと便秘で、D29あたりでようやく通常営業に戻る。酸化マグネシウム系の便秘薬なら併用しても良かったのだろうか。次回質問してみること。
今後の方針
事前にまーさんと相談していたのは、クリニックの年末年始の休み(診察はあるが、採卵移植が休みの期間)がかなり長いので次の周期は人工授精にトライしてみようかというもの。人工授精は12/28まで可能だから。
ところが診察で、現在14日分処方されているノアルテン、プレマリンを1週間追加、生理のタイミングを後ろにずらして12月後半から移植周期に入り、年明けすぐに移植しましょうと提案というか指示。
え、まじで?そんなことができるのか。生理日移動するだけだからできるか。けど今までになく内膜をお腹に置いたままですけど、それってそれってなにか悪影響はないのか…いやもう十分薬使ってるか。あぁでも次の生理重そうううう!
しかし今はトライあるのみ。
クリニックとしては、移植1回分の受精卵があるのだから、少しでも早くトライしてみるべき。そして基本的にステップダウンはしません、という方針。
このクリニックはステップダウンはしないのか、それは知らんかったな。
(高刺激で卵胞が育たない、数が少ない等問題が出てきた場合には、刺激法を変え、採卵周期の合間に1つの方法として行う場合はあるとのこと。)
少しでも早く次の段階にトライという方針に異存はないので年明けの移植に進むことにする。
おそらく12/16以降に生理が来て、年明けクリニックが移植可能としているのが1/5以降だから、私の移植はD20以降にはなるのやけどそんなもんなんか。
前クリニックのタイミング療法時の内膜の厚みはD11で12.0とか。
今回の移植周期でどのようなホルモン補充がなされ、内膜がどのように育つのか、どのタイミングで移植日が決定するのか興味深い。
問題がひとつ。
移植周期に入るためにはD2に確実に通院する必要があり、その辺りに泊まりがけで予定していたイベントがまるかぶり。新幹線使ったらなんとかなるかなぁ…なんとかしよう。
採卵後の生理は重いと聞くけど、移植もたまの楽しみも諦めなーい。