日々ノート

心優しい夫まーさん(43)と私(39)の暮らし模様。2018.09大阪から東海へ引っ越しました。

8w5d 稽留流産

心拍確認から1週間後の検診、今回順調なら卒業と言われていたので、転院先の病院を決めてクリニックに向かいました。

いつものように内診があり、前回5.5mmだった赤ちゃんらしきシルエットは12.7mmの大きさに。

でも先生は「心拍が確認できないようですね。後でお話ししましょう。」と。

 

うわー。

先週までは最悪の結果に備えてガチガチに心の準備をしていたのに、今週は卒業に向けてやること(いつ母子手帳もらいに行こうとか、いつ両親に報告しようなどなど)で頭がいっぱい。

最悪の結果を想像しなくもなかったけど、卵さんの生命力を信じるんやー!とポジティブに切り替わってきたところだった。

 

いつもは内診とその後の診察室で話す先生は別人のことが多い。

けれど今回は内診の先生が診察室でも説明をしてくれた。

 

しっかり見ましたが、心拍が確認できなかった。

成長が止まったと考えて良いと思う。

自然に流れるのを待つこともできるが、2週間ほど時間がかかり、突然の出血や痛みが出ることがあるため、できれば手術を勧めている。

どうしても何割かの確率でこういう結果になることがある。

移植後の行動や生活のせいではない。

 

母も姉も、友人たちの数人も流産を経験していて、こういうことがあると頭ではわかっていたけど、涙がどんどん出てきてどうにも止まらないもんで、先生もゆっくりゆっくり話してくれる。

それでもやっぱり涙がおさまらず、スタッフ用の通路を使わせてもらい個室で待つことができるように計らってくれた。ありがたかったなー。

落ち着いたところで流産の手術の日程を決め、同意書などの説明を受け、会計を済ます。

 

病院から出てまーさんにメールを送りたいけど、書くことを考えているうちにまた泣けてきて困った。

 

手術は9w3dで、何度か診察で診てもらった女性の先生。

普段の内診は女性男性、もうどっちでも何にも感じないけど、今回は女性の先生なのが無性にありがたかった。なんでやろ。

麻酔前にいつものようにエコーで確認し「この辺りに心拍があるはずですが、やはり確認できないので稽留流産ということで手術を行っていきますね。」と。

先週は藁にもすがる思いでたまたま見えないだけではと思い、今週もやっぱりたまたま見えないだけでは、と思ってしまう。

でもそんなことないんやろな。元気なら見ようとしなくても見えるくらいピコピコ動いてるもんなんやきっと。

7wの時のピコピコを思い出したいけどうまく思い出せない。

 

私が麻酔から醒めて待合室に戻る頃は、移植が始まる時間帯で、休養室では移植待ちの人がたくさん待っていて、みんな顔に期待と不安が混じってなんだか眩しいよう。ガンバレ移植!ガンバレ私!!と勝手に思いながら退室。

 

手術後は、一緒に来てくれたまーさんと手術の説明と今後の予定を聞き、胎嚢と内膜の一部を見せてもらった。

ポリープを取った時も見ますか?と聞かれて希望したら見せてくれたけど、胎嚢まで見せてくれるのか。

見たところで何がどうって全く分からんが、見るだけで腑に落ちるっていうか、早く納得できるのかもしれない。

赤ちゃんは見せてもらえない。それはそうだよな、と思う。

 

心拍が確認できなくなって手術前夜までは、いつまで悲しいのか、どこが底なのか分からなくて不安だった。四六時中ってわけじゃないけど、普通に買い物をしてても、赤ちゃんを目にしたわけでもないのに目の奥がキューっとなることがあったし、まーさんの何気ない一言にものすごく腹が立ってしまうこともあった。

何がフックになって悲しさが湧き上がるのかが自分で分からない。

手術が終わった後の方が悲しみや混乱は増すんじゃないかと思うとこわかった。

 

手術が終わった今、術後の経過を心配する気持ちはある。

でも手術前の、お腹の中で本当はまだ生きているのでは、いややっぱりもう無理なのでは、という途切れない不安が無くなって、精神的には楽になった。

失ってしまったことは悲しく、忘れないけど。ここからまだ悲しみが続くというよりは、癒えていくんだろうな、と感じられる。よかった。

先生から何を説明されたか正直はっきりとは思い出せないけど、そういう方向に気持ちを持っていけるような説明や処置をしてもらえたんだと思う。

そしてまーさんは、私がどんな状態の時もそばにいてくれた。

 

自分の子どものことなのに自分の体の外で起こっていて、どう頑張っても自分ごとと感じられない男性。それはそれで辛かろうと思う。

私の痛みをまーさんは感じられないし、私もまーさんの辛さは分からん。

でもやっぱり圧倒的に女の方が絶対しんどい。しんどいっていうか痛い。真実。

今凍結されている胚盤胞は3つ。

また流産する可能性、3つの胚で結果が出ず、2度目の採卵をする可能性。どの可能性も絶対痛みがある。

もちろん次の移植でうまくいくかもしれない。でも今は移植後のあの時の気持ちに戻るのがこわい。

身体が回復したら、ゆっくり考えたい。

まーさんと私、ふたりとも今一緒に笑えることがあって、生きて同じ時間を過ごすことができる。それが今一番大事なこと。